塗装不可?!屋根カバー工事について🏠
塗装不可?!屋根カバー工事について🏠
- 営業日誌
- 2025/10/24

こんばんは🌛
株式会社ラ・カーサ建築設計事務所/ペイントスタイルのマスコットになりつつある新藤です🧸
自分て言うんかいみたいなツッコミは少々傷つくんでやめてください🧸笑
今回は、屋根工事に触れていきたいと思います🏠
塗装できない屋根とは?正しい見極めとカバー工事のすすめ
屋根リフォームを検討するとき、「そろそろ塗り替えの時期かな」と考える方は多いでしょう。しかし、屋根の中には塗装では対応できない屋根材が存在します。無理に塗装をしても密着せず、数年で剥がれたり、雨漏りにつながったりすることも。
そんな場合に最適な選択肢が、**屋根カバー工事(重ね葺き工事)**です。ここでは、塗装できない屋根の特徴と、その後の最適な対処法について詳しく解説します。
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■ 塗装不可屋根とは?
「塗装不可屋根」とは、表面や下地の劣化が進みすぎていたり、材質的に塗料が密着しないため、塗り替えでは十分な耐久性を確保できない屋根のことを指します。
主に以下の3つのパターンがあります。
① ノンアスベスト初期のスレート屋根(1990年代後半〜2000年代初期)
2004年頃まで一般的に使われていたスレート屋根(コロニアル・カラーベスト)には、当初アスベスト(石綿)が含まれていました。アスベスト規制後に登場した「ノンアスベストスレート」は安全性が高まりましたが、素材の強度が低く、劣化しやすいという欠点があります。
代表的な塗装不可屋根には以下の製品が挙げられます。
• ニチハ「パミール」
• クボタ(現ケイミュー)「コロニアルNEO」
• 松下電工「レサス」「シルバス」
これらは経年劣化で層状剥離(ミルフィーユ状にめくれる現象)を起こし、表面がボロボロに剥がれ落ちていきます。塗装しても塗料が密着せず、数年で再劣化するため塗装では延命できません。
→ 対応策:屋根カバー工事または葺き替え工事
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② 劣化が進行しすぎたスレート屋根・トタン屋根
どんな屋根材でも、耐用年数を大きく超えると塗装では補えません。
• スレートが反っている
• ヒビや欠けが多い
• 下地(野地板)が湿っている
• トタンのサビが内部まで進行している
このような状態では、塗料を塗っても密着せず、塗装後1〜2年で剥離します。さらに、塗膜で一時的に水の侵入を防いでも、内部劣化は進み続けるため根本的な解決にはなりません。
→ 対応策:劣化が中程度ならカバー工事、重度なら葺き替え工事
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③ 金属屋根の種類によっては塗装不向きのものも
近年人気のガルバリウム鋼板は、塗装次第でメンテナンス可能ですが、一部の安価なアルミ亜鉛合金鋼板や、表面コーティングの強い屋根材は塗料が密着しにくいことがあります。
また、工場塗装タイプの屋根(フッ素焼付け塗装など)は、表面が劣化していないうちは塗料が乗らないため、塗装してもムラになりやすいのが難点です。
→ 対応策:塗装前に密着試験を行い、難しい場合はカバー工事を検討
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■ カバー工事とは?塗装不可屋根の最適解
屋根カバー工事(重ね葺き工事)は、既存の屋根の上に新しい防水シートと屋根材を重ねるリフォーム方法です。古い屋根を撤去しないため、廃材がほとんど出ず、施工期間も短縮できます。
● カバー工事の流れ
1. 現状調査・下地確認
2. 防水シート(ルーフィング)の新設
3. 新しい屋根材(主にガルバリウム鋼板)の施工
4. 棟板金・雪止め金具などの仕上げ
この工法は、既存屋根がある程度しっかりしている場合に有効で、特に塗装不可スレートに最も適しています。
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■ カバー工事に使用される代表的な屋根材
1. ガルバリウム鋼板
軽量・高耐久・防錆性が高く、今や定番のカバー材。遮熱塗装仕様なら夏の室温上昇も抑えられます。
耐用年数:約25年程度
2. 石粒付き金属屋根(ジンカリウム鋼板)
金属の上に天然石粒を焼き付けた高級タイプ。遮音性と断熱性が高く、見た目も洋風・モダンに仕上がります。
3. 横暖ルーフシリーズ(アイジー工業など)
断熱材一体型で、省エネ性に優れた人気の金属屋根。施工性が高く、住宅密集地でも騒音が少ないのが特徴です。
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■ カバー工事のメリット
• 塗装より長寿命:新しい屋根材は30年以上の耐用年数
• 工期が短い:一般住宅で約4〜7日程度
• 解体不要で低コスト:葺き替えの約70%程度の費用
• 断熱・防音効果アップ:二重屋根構造で快適性向上
• デザイン刷新:外観の印象を大きく変えられる
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■ 助成金・補助金の対象になることも
屋根カバー工事は、省エネ性・耐久性の向上を目的としたリフォームにあたるため、自治体によっては助成金の対象となる場合があります。
特に遮熱・断熱性能を持つガルバリウム鋼板などを使用する場合は、環境配慮型住宅改修補助金の対象となることが多いです。
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■ まとめ:塗装不可屋根は早めのカバー工事検討を
「塗装で済ませたい」と思っても、屋根の状態によっては塗装が逆効果になることがあります。
パミールなどのノンアスベストスレートや、劣化が進行した屋根には屋根カバー工事が最も確実で長持ちする方法です。
適切な診断と確かな施工で、建物の寿命を20年、30年と延ばすことができます。
まずは、屋根専門業者による点検を受け、塗装で済むのか、それともカバー工事が必要かをしっかり見極めることが大切です。
現地調査には、私が伺いますのでお客様にとってベストな提案が出来ればと思います🏠🧸
それではまた(o・・o)/~










